3.1.5 IP簡単設定ソフトウェアを使用して本機の設定を行う
本機のネットワークに関する設定は、付属のCD-ROMのIP簡単設定ソフトウェアを使って行うことができます。本機を複数台設定する場合は、カメラごとに行う必要があります。
IP簡単設定ソフトウェアを使って設定できない場合は、ブラウザーで本機の設定メニューのネットワークページにアクセスし、個別に設定を行います。(→2.10.1 ネットワークを設定する[ネットワーク]
重要
Windows 8、Windows 7、Windows Vistaを使用する場合、IP簡単設定ソフトウェアを起動すると、管理者アカウントのパスワードを要求されることがあります。この場合は、コントロールパネルから「ユーザーアカウント制御」を無効にしてください。
IP簡単設定ソフトウェアは、ルーターを経由した異なるサブネットからは使用できません。
旧バージョンのIP簡単設定ソフトウェア(Ver.2.xx)では、本機を表示したり設定したりすることはできません。
IP簡単設定ソフトウェアは、セキュリティ強化のため、電源投入後、約20分以上経過すると対象カメラの「ネットワーク設定」を変更することができなくなります(IP簡単設定の有効期間の設定が「20分間」の場合)。ただし、初期状態のカメラは約20分経過後も変更することができます。
1.
CDランチャーのメニュー画面の「IP簡単設定ソフトウェア」の[起動]ボタンをクリックして起動してください。または、PCにインストールしたあとに、作成されたショートカットアイコンをダブルクリックして起動してください。
使用許諾契約が表示されますので、使用許諾契約をお読みのうえ、「使用許諾契約の条項に同意します。」を選択し、[OK]をクリックします。
[IP簡単設定ソフトウェア]画面が表示され、カメラが見つかるとカメラのMACアドレスやIPアドレスなどの情報を表示します。
2.
設定する本機のMACアドレス/IPアドレスをクリックし、[カメラ画面を開く]ボタンをクリックします。
お知らせ
DHCPサーバーを使用している場合、本機に割り振られたIPアドレスは、IP簡単設定ソフトウェアの[検索]ボタンをクリックすると確認できます。
IPアドレスが重複している場合、該当するカメラのIPアドレス重複欄に、重複するカメラNo.が表示されます。
IPv4/IPv6切り換えの選択に従い、カメラ一覧表に表示するIPアドレスをIPv4とIPv6で切り換えることができます。
各表示項目のタイトルをクリックすると、ソートして表示することができます。
[ネットワーク設定]ボタンをクリックすると、ネットワーク設定画面が表示され、ネットワーク設定を変更することができます。詳細は、ネットワーク設定を変更する場合を参照してください。
3.
表示用プラグインソフトウェア「Network Camera View 4S」のインストール画面が表示されたら、画面の指示に従って、インストールしてください。(カメラから表示用プラグインソフトウェアがインストールされます。)
カメラのライブ画面が表示されます。
表示用プラグインソフトウェア「Network Camera View 4S」をインストールできない場合や画像が表示されない場合は、CDランチャーの「表示用プラグインソフトウェア」の「インストール」ボタンをクリックして、インストールしてください。
ネットワーク設定を変更する場合
ネットワーク設定の接続モードやIPアドレスやサブネットマスクなどを変更する場合には、「IP簡単設定ソフトウェア」の[ネットワーク設定]ボタンをクリックします。
ネットワーク設定画面が表示されます。各項目を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
お知らせ
「カメラが再起動するまで待つ」のチェックを外すことによって、複数のカメラを連続して設定することができます。
[ネットワーク設定]画面の各設定項目の詳細については、2.10.1 ネットワークを設定する[ネットワーク]を参照してください。
重要
[保存]ボタンをクリック後、本機への設定が完了するまで約2分かかります。設定が完了する前にEthernetケーブルを抜いて電源を切ると、設定内容が無効になります。再度設定してください。
ファイアウォール(ソフト含む)を導入している場合、UDPの全ポートに対してアクセスを許可してください。