2.6.6 音検知に関する設定を行う[音検知]
アラームページの[音検知]タブをクリックします。(→設定メニューの表示・操作:2.2.1 表示のしかた2.2.2 操作のしかた
ここでは、音検知に関する設定を行います。設定された音量のしきい値を超えると、アラーム動作を行います。
音検知の音量しきい値は10段階で調整できます。
音検知を行うには、音声の設定が必要です。(→2.4.5 音声を設定する[音声]
重要
音検知機能を使用して音声を検出したときには、音検知したことがわかるように、アラーム発生通知ボタンを表示します。(→1.1.2 ライブ画ページについて
コマンドアラームを受け付けた場合にも、アラーム発生通知ボタンが表示されます。
基本ページの[基本]タブで「状態通知間隔」を「リアルタイム」に設定している(→2.3.1 基本設定を行う[基本])場合でも、ネットワークの環境によっては、通知が遅れる場合があります。
音検知機能は、常に高い信頼性を求められる用途には適していません。万一発生した事故または損害に対する責任は一切、負いかねます。
プレビュー
設定と実際の音検知の状況をプレビュー表示します。
[音検知]
音検知を行うかどうかをOn/Offで設定します。
On:音検知を行います。
Off:音検知を行いません。
初期設定:Off
お知らせ
音検知の音量は、カメラページの [音声] タブの「受話音量(PCで聞く)」で変更できます。(→2.4.5 音声を設定する[音声]
[しきい値]
音検知する場合に、カメラの周辺で音があったかどうかを判断するための基準値を設定します。
大きな音だけを検知したいときは、しきい値を高く、小さな音も検知したいときは、しきい値を低く設定してください。
しきい値を設定する
アラーム発生通知ボタン
受話ボタン
プレビュー画面
しきい値
現在の音量レベル
検知する音量範囲
1.
プレビュー画面で、しきい値と現在の音量レベルを確認します。
カメラページの[音声]タブの「受話音量(PCで聞く)」で設定されている音量レベルがプレビューに表示されます。
2.
検知したい音量がしきい値を超えるように、「しきい値」をスライダーバーで設定します。
3.
必要に応じて、カメラページの[音声]タブの「受話音量(PCで聞く)」で調整します。(→2.4.5 音声を設定する[音声]
プレビュー画面の下部に、設定と実際の音検知の状況が表示されます。音量レベルがしきい値を超えると赤のバーが表示され、音検知したことを表します。
さらに設定が必要であれば手順2から繰り返してください。
お知らせ
音検知は、カメラページ −[音声]タブの「音声モード」が「受話」に設定されているとき以外は、動作しません。(→2.4.5 音声を設定する[音声]
周囲の雑音などで誤検知することがあります。
音の大きさ(音量)のみで検知する方式であり、音の種類には関係ありません。