2.7.2 サブ画面を設定する[サブ画面]
画像拡張表示ページの[サブ画面]タブをクリックします。(→設定メニューの表示・操作のしかた:2.2.1 表示のしかた2.2.2 操作のしかた
ここでは、サブ画面に関する設定を行います。
[サブ画面表示モード]
サブ画面表示を行うモードを以下の設定から選択します。
Off:サブ画面表示を行いません。
常時:常時「サブ画面表示設定」に従い、サブ画面表示を行います。
アラーム連動1:通常時はサブ画面表示を行わず、アラーム発生時に「サブ画面表示設定」に従い、サブ画面表示を行います。
アラーム連動2:通常時「サブ画面表示設定」に従いサブ画面表示を行い、アラーム発生時にメイン画面/サブ画面を切り換えます。
アラーム連動3:通常時「サブ画面表示設定」に従いサブ画面表示を行い、アラーム発生時にフレームレートを切り換えます。
「更新フレームレート」で、「メイン:15fps/サブ:15fps」が選択されている場合、「メイン:30fps/サブ:1fps」に変更になります。
「更新フレームレート」で、「メイン:30fps/サブ:1fps」が選択されている場合、「メイン:15fps/サブ:15fps」に変更になります。
アラーム連動4:通常時はサブ画面表示を行わず、アラーム発生時に全体画像の静止画をサブ画面に表示します。
初期設定:Off
お知らせ
サブ画面表示機能を使用すると、以下の解像度のJPEGとH.264がサブ画面表示された画像で配信されます。
「撮像モード」が「2メガピクセル[16:9]」に設定されている場合:1920×1080
「撮像モード」が「1.3メガピクセル[16:9]」に設定されている場合:1280×720
「撮像モード」が「1.3メガピクセル[4:3]」に設定されている場合:1280×960
「アラーム連動1」、「アラーム連動2」、「アラーム連動3」、「アラーム連動4」を選択したときは、アラーム発生後にライブ画ページのアラーム発生通知ボタンをクリックすると、通常の状態へ戻ります。
「常時」、「アラーム連動1」、「アラーム連動2」、「アラーム連動3」を選択したときは、H.264(2)のフレームレートは最大15fpsになります。最大30fpsを有効にするためには、「Off」または「アラーム連動4」に設定してください。
「アラーム連動2」を選択したときは、サブ画面表示設定の「更新フレームレート」は「メイン:15fps/サブ:15fps」になります。
「アラーム連動3」を選択したときは、サブ画面表示設定の「表示形式」は「メイン:全体画像/サブ:切り出し画像」になります。
「アラーム連動4」を選択したときにサブ画面に表示される画像は、アラーム発生ごとに更新されます。
「アラーム連動4」のサブ画面表示中に、アラーム発生時のSDメモリーカードへの画像保存、アラーム発生時のFTPサーバーへの画像送信、またはアラームメールでの画像添付で、サブ画面表示の対象となる解像度を使用すると、そのサブ画面は、メイン画面に表示される画像より早い時間の画像が表示されることがあります。
切り出しエリア設定
サブ画面表示設定の「表示形式」で切り出し画像に設定した画面の切り出しエリアを設定します。「アラーム種別」が「動作検知アラーム(エリア連動)」のときは、設定されている動作検知エリア(最大4か所)に対し、それぞれに対応する切り出しエリア(最大4か所)を設定できます。それ以外のときは、エリアは1か所のみ設定できます。
画像上でマウスをドラッグし、エリアを指定します。指定した場所がエリアに設定され、枠が表示されます。設定されている枠内をクリックしたまま移動すると、切り出しエリアの位置を移動させることができます。
設定できる切り出しエリアの横幅は、全体画像の横幅の1/12以上1/2以下です。(EXズーム中は最小値が1/12より大きくなります。)
設定画面の一番下の[設定]ボタンをクリックするとエリアが確定します。
[クリア]ボタン
「アラーム種別」が「動作検知アラーム(エリア連動)」のときは、赤色で表示された選択中の枠が削除されます。枠が1つの状態で[クリア]ボタンをクリックすると、初期位置に移動します。それ以外のときは、「切り出しエリア設定」で設定したエリアを初期位置に戻す場合に使用します。
クリックしたあとで、設定画面の一番下の[設定]ボタンをクリックする必要があります。
[動作検知エリア表示]ボタン
設定されている「動作検知エリア」を表示します。対応する「動作検知エリア」と「切り出しエリア」が同じ色で表示されます。再度クリックすることによって「動作検知エリア」表示がされなくなります。
この機能を使用すると、動作検知エリアの設定を参考にして、切り出しエリアを設定できます。
サブ画面表示設定
[サブ画面表示位置]
サブ画面の表示位置を以下の設定から選択します。
左上/左下/右上/右下
初期設定:右下
[サブ画面表示サイズ]
サブ画面の表示サイズを以下の設定から選択します。
大:メイン画面の横幅の1/3の大きさで表示されます。
小:メイン画面の横幅の1/4の大きさで表示されます。
初期設定:
[表示形式]
サブ画面表示した画像の表示形式を以下の設定から選択します。
メイン画面、サブ画面をそれぞれ全体画像に設定するか、切り出し画像に設定するかを選択することができます。
メイン:全体画像/サブ:切り出し画像、メイン:切り出し画像/サブ:全体画像
初期設定:メイン:全体画像/サブ:切り出し画像
お知らせ
「メイン:切り出し画像/サブ:全体画像」を選択した場合、「更新フレームレート」は「メイン:15fps/サブ:15fps」になります。
[更新フレームレート]
サブ画面表示した画像のフレームレートを以下の設定から選択します。
メイン画面、サブ画面のフレームレートを指定します。
メイン:15fps/サブ:15fps、メイン:30fps/サブ:1fps
初期設定:メイン:15fps/サブ:15fps
お知らせ
「メイン:30fps/サブ:1fps」を選択した場合、「表示形式」は「メイン:全体画像/サブ:切り出し画像」になります。
実際のフレームレートは、[H.264/JPEG]タブのJPEGの「画像更新速度*」や、H.264の「フレームレート *」に設定した値が優先されます。
例えば、H.264の「フレームレート *」が「30fps」に設定されている場合に、「メイン:15fps/サブ:15fps」を選択したときは、最大15fpsで動作します。また、H.264の「フレームレート *」が「10fps」に設定されている場合に、「メイン:15fps/サブ:15fps」を選択したときは、最大10fpsで動作します。
ネットワークの環境や解像度、画質、同時アクセス数などによっては、設定した値よりも画像更新速度が低下することがあります。
設定した画像更新速度で配信されない場合は、解像度や画質を下げることで設定した値に近づけることができます。
「メイン:15fps/サブ:15fps」に設定すると、サブ画面表示されていない解像度も含むすべての画像更新速度が最大15fpsになります。
[アラーム種別]
「サブ画面表示モード」で「アラーム連動1」、「アラーム連動2」、「アラーム連動3」、「アラーム連動4」を選択したときに、どのアラームをトリガーにするかを選択することができます。
全てのアラーム/動作検知アラーム/コマンドアラーム/動作検知アラーム(エリア連動)
初期設定:全てのアラーム
「アラーム設定へ」をクリックすると、アラームページの[アラーム]タブが表示されます。(→2.6.1 アラーム動作に関する設定を行う[アラーム]
お知らせ
「動作検知アラーム(エリア連動)」を選択すると、アラームを検知した動作検知エリアに対応する切り出しエリアをサブ画面表示します。
「動作検知アラーム(エリア連動)」は、「サブ画面表示モード」で「アラーム連動1」が設定されているときのみ選択できます。
[設定]ボタン
サブ画面表示の設定を反映します。
[ビュー画面へ]ボタン
設定したサブ画面表示画像を静止画で確認できます。
お知らせ
ビュー画面でサブ画面表示した画像を確認するためには、[サブ画面表示モード]を「常時」に設定する必要があります。
重要
[設定]ボタンをクリックしないと設定内容が確定されません。
クロッピング機能を使用している場合、サブ画面表示機能は使用できません。サブ画面表示機能を使用する場合、[クロッピング]は「Off」に設定してください。
プライバシーゾーンと切り出しエリアを重ねて設定した場合、サブ画面表示機能は動作しません。プライバシーゾーンと重ならないように切り出しエリアを設定してください。
レンズ歪み補正機能と同時にサブ画面表示機能を使用した場合、切り出しエリアの切り出し位置がずれる場合があります。
サブ画面が表示されている場所で動作検知した場合、サブ画面表示中の画像では実際の動きを見ることはできません。サブ画面が表示されていない別の解像度の画像で確認してください。
「撮像モード」の設定を変更すると切り出しエリアがずれる場合があります。「撮像モード」の設定を変更したあとは、必ず切り出しエリアを再度設定してください。
「EXズーム」の設定を変更すると切り出しエリアがずれる場合があります。「EXズーム」の設定を変更したあとは、必ず切り出しエリアを再度設定してください。