2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
カメラページの[画質]タブをクリックします。(→設定メニューの表示・操作のしかた:2.2.1 表示のしかた2.2.2 操作のしかた
各項目の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、詳細設定画面が別ウインドウで表示され、[画質]タブに表示されている画像を見ながら設定を行うことができます。
ここでは、画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定できます。
[画質調整]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、画質に関する設定画面が別ウインドウで表示されます。(→2.4.6.4 画質の調整を行う(画質調整画面) (NP502/NW502S)
[フォーカス]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、フォーカスに関する設定画面が別ウインドウで表示されます。(→2.4.6.6 フォーカスを設定する(フォーカス設定画面) (SW355のみ)
[ズーム/フォーカス調整]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、ズームとフォーカスに関する設定画面が表示されます。(→2.4.6.7 ズーム/フォーカスを調節する (SW316L/SW316)
[バックフォーカス]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、バックフォーカスに関する設定画面が別ウインドウで表示されます。(→2.4.6.8 バックフォーカスを設定する(バックフォーカス設定画面) (NP502/NW502S)
[EX光学ズーム]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、EX光学ズームの設定画面が別ウインドウで表示されます。(→2.4.6.9 EX光学ズームを使って画角を調節する (SW355/SF335/SF334/SW314/SP305/SP304V)
[EXズーム]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、EXズームの設定画面が別ウインドウで表示されます。(→2.4.6.10 EXズームを使って画角を調節する(SW155/SF135/SW115)
[プライバシーゾーン]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、プライバシーゾーンに関する設定画面が表示されます。(→2.4.6.11 プライバシーゾーンを設定する(プライバシーゾーン設定画面)
[VIQS]
[詳細設定へ>>]ボタンをクリックすると、VIQSに関する設定画面が表示されます。(→2.4.6.12 VIQSを設定する
2.4.6.1 画質の調整を行う(画質調整画面) (SW355/SW316L/SW316/SW314/SW155/SW115)
カメラページの[画質]タブで、「画質調整」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
画質の設定は別ウインドウで表示された設定画面で行います。値を変更すると、[画質]タブに表示されている画像にも、変更した内容が反映されます。
重要
画質調整機能は、「アスペクト比」を「16:9 」に設定している場合でも、アスペクト比4:3 の画角を対象に動作します。
[スーパーダイナミック]
スーパーダイナミック機能を働かせるかどうかをOn/Offで設定します。
スーパーダイナミックについて詳しくは下記をお読みください。
On:スーパーダイナミック機能を働かせます。
Off:スーパーダイナミック機能を停止します。
初期設定: On
お知らせ
照明の条件によって次のような現象が見られるときは、「スーパーダイナミック」を「Off」に設定してください。
画面のちらつきや色の変化が生じる場合
画面上の明るい部分にノイズが生じる場合
「光量制御モード」を「屋外撮影」または「フリッカレス」に設定しているときのみ設定できます。
スーパーダイナミックとは
撮影する場所の明るい部分と暗い部分の差が大きいと、カメラは明るい部分に合わせてレンズの絞りを設定してしまうため、暗い部分が見えなくなってしまいます。逆に暗い部分にレンズの絞りを合わせると、明るい部分が見えなくなってしまいます。
この明暗差の大きな被写体の明るい部分がよく見える映像と、暗い部分がよく見える映像をデジタル処理で合成し、明るい部分も暗い部分も忠実に再現する機能をスーパーダイナミックといいます。
[顔連動制御]
顔連動制御設定では、人物の顔が暗くて見えにくい場合などに、顔検出機能とスーパーダイナミックを連動させて、画像の顔部分を明るく見やすく補正することができます。
スーパーダイナミック機能を働かせるときに、顔連動制御を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。
On:顔連動制御を働かせます。
Off:顔連動制御を停止します。
初期設定:
On:
Off:
お知らせ
「スーパーダイナミック」が「Off」の場合は、顔連動制御は働きません。
[暗部補正]
暗部補正機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。「スーパーダイナミック」を「On」に設定した場合は設定できません。暗部補正機能を使用すると、画像の暗い部分をデジタル画像処理によってより明るくすることができます。
On:暗部補正機能を有効にします。
Off:暗部補正機能を停止します。
初期設定:Off
重要
「暗部補正」を「On」に設定すると暗い部分のノイズが増えることがあり、また暗い部分と明るい部分の境界付近が、他の暗い部分・明るい部分よりも暗く、または明るく表示されることがあります。
[逆光補正(BLC)]
逆光補正(BLC)機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。「スーパーダイナミック」を「On」に設定した場合は設定できません。
逆光補正機能は、画像のより明るい部分をマスクエリアとして設定することで逆光を補正します。
On:マスクエリアが自動で設定されます。
Off:マスクエリアは自動で設定されません。マスクエリアを手動で設定する必要があります。
初期設定:Off
[マスクエリア]
「スーパーダイナミック」と「逆光補正(BLC)」を「Off」に設定すると、画像の明るい部分にマスクをかけて、逆光を補正できます。
マスクエリアの設定方法については、2.4.6.5 マスクエリアを設定するをお読みください。
[光量制御モード]
光量制御を行うモードを以下から選択します。
屋外撮影:
明るさ(照度)によって、電子シャッターと自動絞りを併用して光量を制御します。屋外など明るい被写体を撮影する場合は、この設定にします。蛍光灯下などではフリッカー(ちらつき)が発生することがありますので、注意してください。
フリッカレス(50 Hz)/フリッカレス(60 Hz):蛍光灯によるフリッカー(ちらつき)を自動補正します。地域によって50 Hz/60 Hzを使い分けます。
固定シャッター:設定した値にシャッター速度を固定します。
1/30固定/3/100固定/3/120固定/2/100固定/2/120固定/1/100固定/1/120固定/1/250固定/1/500固定/1/1000固定/1/2000固定/1/4000固定/1/10000固定
ELC(最長露光時間) シャッター速度を最長露光時間までの範囲で可変させ、自動的に明るさ制御を行います。
ELC(1/30s)/ ELC(3/100s)/ELC(3/120s)/ ELC(2/100s)/ELC(2/120s)/ ELC(1/100s)/ELC(1/120s)/ ELC(1/250s)/ELC(1/500s)/ ELC(1/1000s)/ELC(1/2000s)/ ELC(1/4000s)/ELC(1/10000s)
初期設定:屋外撮影 / ELC(1/30s)
お知らせ
シャッター速度を速くする(〜1/10000)と、動きの速い被写体でもぼけにくくなります。
シャッター速度を速くすると、感度が落ちます。
「スーパーダイナミック」を「On」に設定している場合、「固定シャッター」は設定できません。「固定シャッター」を設定する場合は、「スーパーダイナミック」を「Off」に設定してください。
最長露光時間を短くすると、動きの速い被写体でもぼけにくくなります。
最長露光時間を短くすると、感度が落ちます。
最長露光時間の設定によっては、フリッカーが発生する場合があります。
フリッカーが発生した場合、
電源周波数が50 Hzのときは、ELC(3/100s)、ELC(2/100s)、ELC(1/100s)、
電源周波数が60 Hzのときは、ELC(3/120s)、ELC(2/120s)、ELC(1/120s)、
に設定すると改善されます。さらにフリッカーが残る場合はフリッカレス設定にしてください。
フリッカレス設定においても、非常に明るい照明下ではフリッカーが発生する場合があります。また、「明るさ」ボタンで画面を暗く設定するとフリッカーが発生しやすくなります。
フリッカレス設定、ELC(1/2000s)以下の設定では、「明るさ」ボタンをクリックしても画面の明るさが変化しない場合があります。
フリッカーが発生した場合は、以下の方法によりフリッカーが軽減される場合があります。
カメラの向きを変えて被写体の明るさを抑える
「明るさ」ボタンをより明るく設定する
「スーパーダイナミック」を「On」に設定している場合、「フリッカレス(60Hz)」、「フリッカレス(50Hz)」または「ELC(1/30s)」のみ設定できます。
[ゲイン]
ゲインの調節方法を以下から選択します。
On(High)/On(Mid)/On(Low):被写体の照度が暗くなると、自動的にゲインが上がり画面を明るくします。()内のHigh/Mid/Lowはゲインのレベルです。
Off:ゲインを常に固定した状態で撮影します。
初期設定:On(High)
[オートスローシャッター]
オートスローシャッターは、センサーの蓄積時間を調整して電子感度アップを行います。
設定できる値は以下のとおりです。
Off(1/30s)/最大2/30s/最大4/30s/最大6/30s/最大10/30s/最大16/30s
初期設定:Off(1/30s)
重要
「オートスローシャッター」を設定すると、フレームレートが下がります。また、画像内にノイズおよび白い点(傷)が見える場合があります。
お知らせ
「最大16/30s」に設定すると、16倍までの間で自動的に電子感度を上げます。[ゲイン]を「Off」に設定した場合は設定できません。
「ゲイン」を「Off」に設定した場合や、「ELC(最長露光時間)」を「ELC(1/30s)」以外の設定にした場合は、「オートスローシャッター」が「Off(1/30s)」に設定されます。
[白黒切換]
白黒画像とカラー画像の切り換え方法を以下から選択します。
Off:カラー画像が選択されます。
On:白黒画像が選択されます。
Auto1(Normal):画像の明るさ(照度)により、カラー画像と白黒画像が自動的に切り換わります。光源が明るい場合はカラーモード、光源が暗い場合は白黒モードに切り換わります。
Auto2(IR Light):夜間時、外付けまたは内蔵 の近赤外線の光源を使用する場合に設定します。
初期設定:Auto1(Normal) /Auto2(IR Light)
お知らせ
白黒切り換え時、動作音が聞こえる場合がありますが異常ではありません。
「IR LED Light」搭載モデルでは、「白黒切換」が「On」、「Auto2(IR Light)」の場合に、白黒画像に切り換わると周囲の明るさに応じてIR LED Lightが点灯します。
[簡易白黒切換]
白黒画像とカラー画像の切り換え方法を以下から選択します。
Off:カラー画像が選択されます。
Auto:カメラの周囲の明るさ(照度)が約1.0 lx以下 / 約2.0 lx以下 で白黒画像に切り換えます。なお、画像が切り換わるまでに、時間がかかります。
初期設定:Off
[レベル]
カラー画像と白黒画像を切り換える明るさ(照度)のレベルを以下から選択します。
下記切り換わり照度はスーパーダイナミックが「Off」時の照度です。
High:カメラの周囲の明るさ(照度)が約6 lx以下で白黒画像に切り換わります。
Low:カメラの周囲の明るさ(照度)が約2 lx以下で白黒画像に切り換わります。
初期設定:High
[切換時間]
カラー画像と白黒画像を切り換えるまでの時間を以下から選択します。
2s/10s/30s/1min
初期設定:10s
[IR LED Light]
白黒画像時に内蔵のIR LED Lightを使用するかどうか、およびIR LED Lightの強度を以下から選択します。
Off: IR LED Lightは点灯しません。
Auto(High)/Auto(Mid)/Auto(Low):IR LED Lightが点灯し、被写体の照度に合わせて自動的に画面を明るくします。()内のHigh/Mid/LowはIR LED Lightの強度です。
初期設定:Auto(High)
お知らせ
「IR LED Light」は、「白黒切換」が「On」、「Auto2(IR Light)」の場合に設定することができます。
設置環境や被写体までの距離に応じて、「IR LED Light」の設定を調整してください。
[ホワイトバランス]
ホワイトバランスの調節方法を以下から選択します。
Rボリューム(赤色の調節)またはBボリューム(青色の調節)で白の色合いを調節します。
ATW1:自動色温度追尾モードに設定します。カメラが光源の色温度を継続的に確認し、ホワイトバランスを自動調節します。動作範囲は約2700 K〜6000 Kです。
ATW2:ナトリウム灯下での自動色温度追尾モードに設定します。ナトリウム灯下でカメラがホワイトバランスを自動調整します。動作範囲は約2000 K〜6000 Kです。
AWC:自動ホワイトバランスコントロールモードに設定します。光源が固定されるため、光源が変化しない場所での撮影に適しています。動作範囲は約2000 K〜10000 Kです。
初期設定:ATW1
お知らせ
以下の条件に該当する場合は、忠実に色を再現できないことがあります。この場合は「AWC」に設定してください。
大部分が濃い色の被写体
抜けるような青空および夕暮れ時の太陽
照度が低すぎる被写体
「AWC」を選択した場合は、[設定]ボタンをクリックしてください。
[Rボリューム]
画像の赤色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、赤色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、赤色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[Bボリューム]
画像の青色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、青色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、青色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[デジタル・ノイズ・リダクション]
デジタルノイズリダクション機能を使用すると、低照度時、自動的にノイズを低減します。ここでは、デジタルノイズリダクションの効果のレベルをHigh/Lowで設定します。
High:効果大ですが、残像が多くなります。
Low:効果小ですが、残像は少なくなります。
初期設定:High
[クロマレベル]
クロマレベル(色の濃さ)を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、色は全体に濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、色は全体に薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[アパーチャレベル]
アパーチャレベル(輪郭補正)を調節します。
カーソルを「+」の方向に動かすとシャープな画像になり、「−」の方向に動かすとソフトな画像になります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:16
[ペデスタルレベル]
カーソルを動かして画像の黒レベルを調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、画像は明るくなります。カーソルを「−」方向に動かすと、画像は暗くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[閉じる]ボタン
画質調整画面を閉じます。
2.4.6.2 画質の調整を行う(画質調整画面) (SF335/SF334/SP305/SP304V)
カメラページの[画質]タブで、「画質調整」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
画質の設定は別ウインドウで表示された設定画面で行います。値を変更すると、[画質]タブに表示されている画像にも、変更した内容が反映されます。
重要
画質調整機能は、「アスペクト比」を「16:9 」に設定している場合でも、アスペクト比4:3 の画角を対象に動作します。
[ワイドダイナミックレンジ]
ワイドダイナミックレンジ機能を有効にするかどうかをOn / Offで設定します。
ワイドダイナミックレンジ機能は、照度差がある被写体でも明るさを補正し、自然な画像で確認できます。
On:ワイドダイナミックレンジ機能を働かせます。
Off:ワイドダイナミックレンジ機能を停止します。
初期設定:Off
重要
ワイドダイナミックレンジ機能を使用すると、被写体の暗い部分のノイズが増えることがあります。
「光量制御モード」を「屋外撮影」または「フリッカレス」に設定しているときのみ設定できます。
[顔連動制御]
顔連動制御設定では、人物の顔が暗くて見えにくい場合などに、顔検出機能とワイドダイナミックレンジを連動させて、画像の顔部分を明るく見やすく補正することができます。
ワイドダイナミックレンジ機能を働かせるときに、顔検出機能と連動するかどうかをOn / Offで設定します。
On:顔連動制御を働かせます。顔周辺に合わせてダイナミックレンジ制御を行います。
Off:顔連動制御を停止します。
初期設定:Off
お知らせ
「ワイドダイナミックレンジ」が「Off」の場合は、顔連動制御は働きません。
強い逆光により人物の顔が非常に暗くなってしまう環境などでは、効果がわかりにくい場合があります。
[暗部補正]
暗部補正機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。暗部補正機能を使用すると、画像の暗い部分をデジタル画像処理によってより明るくすることができます。「ワイドダイナミックレンジ」を「On」に設定した場合は設定できません。
On:暗部補正機能を有効にします。
Off:暗部補正機能を停止します。
初期設定:Off
重要
「暗部補正」を「On」に設定すると暗い部分のノイズが増えることがあり、また暗い部分と明るい部分の境界付近が、他の暗い部分・明るい部分よりも暗く、または明るく表示されることがあります。
[逆光補正(BLC)]
逆光補正(BLC)機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。「ワイドダイナミックレンジ」を「On」に設定した場合は設定できません。
逆光補正機能は、画像のより明るい部分をマスクエリアとして設定することで逆光を補正します。
On:マスクエリアが自動で設定されます。
Off:マスクエリアは自動で設定されません。マスクエリアを手動で設定する必要があります。
初期設定:Off
[マスクエリア]
「ワイドダイナミックレンジ」と「逆光補正(BLC)」を「Off」に設定すると、画像の明るい部分にマスクをかけて、逆光を補正できます。
マスクエリアの設定方法については、2.4.6.5 マスクエリアを設定するをお読みください。
[光量制御モード]
光量制御を行うモードを以下から選択します。
屋外撮影:
明るさ(照度)によって、電子シャッターと自動絞りを併用して光量を制御します。屋外など明るい被写体を撮影する場合は、この設定にします。蛍光灯下などではフリッカー(ちらつき)が発生することがありますので、注意してください。
フリッカレス(50 Hz)/フリッカレス(60 Hz):蛍光灯によるフリッカー(ちらつき)を自動補正します。地域によって50 Hz/60 Hzを使い分けます。
ELC 固定絞りレンズや手動絞りレンズを使用するときにこの設定にします。
固定シャッター:設定した値にシャッター速度を固定します。
1/30固定/3/100固定/3/120固定/2/100固定/2/120固定/1/100固定/1/120固定/1/250固定/1/500固定/1/1000固定/1/2000固定/1/4000固定/1/10000固定
初期設定:屋外撮影
お知らせ
シャッター速度を速くする(〜1/10000)と、動きの速い被写体でもぼけにくくなります。
シャッター速度を速くすると、感度が落ちます。
「ワイドダイナミック」を「On」に設定している場合、「固定シャッター」は設定できません。「固定シャッター」を設定する場合は、「ワイドダイナミック」を「Off」に設定してください。
[ゲイン]
ゲインの調節方法を以下から選択します。
On(High)/On(Mid)/On(Low):被写体の照度が暗くなると、自動的にゲインが上がり画面を明るくします。()内のHigh/Mid/Lowはゲインのレベルです。
Off:ゲインを常に固定した状態で撮影します。
初期設定:On(High)
[オートスローシャッター]
オートスローシャッターは、MOSの蓄積時間を調整して電子感度アップを行います。
設定できる値は以下のとおりです。
Off(1/30s)/最大2/30s/最大4/30s/最大6/30s/最大10/30s/最大16/30s
初期設定:Off(1/30s)
重要
「オートスローシャッター」を設定すると、フレームレートが下がります。また、画像内にノイズおよび白い点(傷)が見える場合があります。
お知らせ
「最大16/30s」に設定すると、16倍までの間で自動的に電子感度を上げます。[ゲイン]を「Off」に設定した場合は設定できません。
[簡易白黒切換]
白黒画像とカラー画像の切り換え方法を以下から選択します。
Off:カラー画像が選択されます。
Auto:カメラの周囲の明るさ(照度)が約1.0 lx以下で白黒画像に切り換えます。なお、画像が切り換わるまでに、時間がかかります。
初期設定:Off
[ホワイトバランス]
ホワイトバランスの調節方法を以下から選択します。
Rボリューム(赤色の調節)またはBボリューム(青色の調節)で白の色合いを調節します。
ATW1:自動色温度追尾モードに設定します。カメラが光源の色温度を継続的に確認し、ホワイトバランスを自動調節します。動作範囲は約2700 K〜6000 Kです。
ATW2:ナトリウム灯下での自動色温度追尾モードに設定します。ナトリウム灯下でカメラがホワイトバランスを自動調整します。動作範囲は約2000 K〜6000 Kです。
AWC:自動ホワイトバランスコントロールモードに設定します。光源が固定されるため、光源が変化しない場所での撮影に適しています。動作範囲は約2000 K〜10000 Kです。
初期設定:ATW1
お知らせ
以下の条件に該当する場合は、忠実に色を再現できないことがあります。この場合は「AWC」に設定してください。
大部分が濃い色の被写体
抜けるような青空および夕暮れ時の太陽
照度が低すぎる被写体
「AWC」を選択した場合は、[設定]ボタンをクリックしてください。
[Rボリューム]
画像の赤色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、赤色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、赤色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[Bボリューム]
画像の青色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、青色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、青色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[デジタル・ノイズ・リダクション]
デジタルノイズリダクション機能を使用すると、低照度時、自動的にノイズを低減します。ここでは、デジタルノイズリダクションの効果のレベルをHigh/Lowで設定します。
High:効果大ですが、残像が多くなります。
Low:効果小ですが、残像は少なくなります。
初期設定:High
[クロマレベル]
クロマレベル(色の濃さ)を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、色は全体に濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、色は全体に薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[アパーチャレベル]
アパーチャレベル(輪郭補正)を調節します。
カーソルを「+」の方向に動かすとシャープな画像になり、「−」の方向に動かすとソフトな画像になります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:16
[ペデスタルレベル]
カーソルを動かして画像の黒レベルを調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、画像は明るくなります。カーソルを「−」方向に動かすと、画像は暗くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[閉じる]ボタン
画質調整画面を閉じます。
2.4.6.3 画質の調整を行う(画質調整画面) (SF135/SF132/SP102)
カメラページの[画質]タブで、「画質調整」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
画質の設定は別ウインドウで表示された設定画面で行います。値を変更すると、[画質]タブに表示されている画像にも、変更した内容が反映されます。
重要
JPEG / H.264のアスペクト比が「16:9」に設定されている場合、下図のように4:3のアスペクト比の画像から切り出して表示しています。そのため、画質調整機能は、アスペクト比を「16:9」に設定している場合でも、表示されていないエリアの明るさの影響を受けます。
重要
画質調整機能は、「アスペクト比」を「16:9 」に設定している場合でも、アスペクト比4:3 の画角を対象に動作します。
 
[暗部補正]
暗部補正機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。暗部補正機能を使用すると、画像の暗い部分をデジタル画像処理によってより明るくすることができます。
On:暗部補正機能を有効にします。
Off:暗部補正機能を停止します。
初期設定:Off
重要
「暗部補正」を「On」に設定すると暗い部分のノイズが増えることがあり、また暗い部分と明るい部分の境界付近が、他の暗い部分・明るい部分よりも暗く、または明るく表示されることがあります。
[逆光補正(BLC)]
逆光補正(BLC)機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。
逆光補正機能は、画像のより明るい部分をマスクエリアとして設定することで逆光を補正します。
On:マスクエリアが自動で設定されます。
Off:マスクエリアは自動で設定されません。マスクエリアを手動で設定する必要があります。
初期設定:Off
[マスクエリア]
「逆光補正(BLC)」を「Off」に設定すると、画像の明るい部分にマスクをかけて、逆光を補正できます。
マスクエリアの設定方法については、2.4.6.5 マスクエリアを設定するをお読みください。
[光量制御モード]
光量制御を行うモードを以下から選択します。
フリッカレス(50 Hz)/フリッカレス(60 Hz):照明による画面のちらつき(フリッカー)を自動補正します。地域によって50 Hz/60 Hzを使い分けます。
ELC(最長露光時間):シャッター速度を最長露光時間までの範囲で可変させ、自動的に明るさ制御を行います。
ELC(1/30s)/ ELC(3/100s)/ELC(3/120s)/ ELC(2/100s)/ELC(2/120s)/ ELC(1/100s)/ELC(1/120s)/ ELC(1/250s)/ELC(1/500s)/ ELC(1/1000s)/ELC(1/2000s)/ ELC(1/4000s)/ELC(1/8000s) / ELC(1/10000s)
初期設定:ELC(1/30s)
お知らせ
最長露光時間を短くする(〜 ELC(1/8000s) / ELC(1/10000s) )と、動きの速い被写体でもぼけにくくなります。
最長露光時間を短くすると、感度が落ちます。
最長露光時間の設定によっては、フリッカーが発生する場合があります。
フリッカーが発生した場合、以下に設定すると改善されます。
電源周波数が50 Hzの場合:ELC(3/100s)、ELC(2/100s)、ELC(1/100s)
電源周波数が60 Hzの場合:ELC(3/120s)、ELC(2/120s)、ELC(1/120s)
さらにフリッカーが残る場合はフリッカレス設定にしてください。
フリッカレス設定においても、非常に明るい照明下ではフリッカーが発生する場合があります。また、「明るさ」ボタンで画面を暗く設定するとフリッカーが発生しやすくなります。
フリッカレス設定、ELC(1/2000s)以下の設定では、「明るさ」ボタンをクリックしても画面の明るさが変化しない場合があります。
フリッカーが発生した場合は、以下の方法によりフリッカーが軽減される場合があります。
カメラの向きを変えて被写体の明るさを抑える
「明るさ」ボタンをより明るく設定する
[ゲイン]
ゲインの調節方法を以下から選択します。
On(High)/On(Mid)/On(Low):被写体の照度が暗くなると、自動的にゲインが上がり画面を明るくします。()内のHigh/Mid/Lowはゲインのレベルです。
Off:ゲインを常に固定した状態で撮影します。
初期設定:On(High)
[オートスローシャッター]
オートスローシャッターは、MOSの蓄積時間を調整して電子感度アップを行います。
設定できる値は以下のとおりです。
:Off(1/30s)/最大2/30s/最大4/30s/最大6/30s/最大10/30s/最大16/30s
:Off(1/30s)/最大2/30s/最大3/30s/最大4/30s/最大8/30s
初期設定:Off(1/30s)
重要
「オートスローシャッター」を設定すると、フレームレートが下がります。また、画像内にノイズおよび白い点(傷)が見える場合があります。
お知らせ
「ゲイン」を「Off」に設定した場合や、ELC(最長露光時間)を1/30以外の設定にした場合は、オートスローシャッターがOff(1/30s)に設定されます。
「最大16/30s」に設定すると、16倍までの間で自動的に電子感度を上げます。
「最大8/30s」に設定すると、8倍までの間で自動的に電子感度を上げます。
[簡易白黒切換]
白黒画像とカラー画像の切り換え方法を以下から選択します。
Off:カラー画像が選択されます。
Auto:カメラの周囲の明るさ(照度)が約2 lx以下 /約4 lx以下 で白黒画像に切り換えます。なお、画像が切り換わるまでに、時間がかかります。
初期設定:Off
[ホワイトバランス]
ホワイトバランスの調節方法を以下から選択します。
Rボリューム(赤色の調節)またはBボリューム(青色の調節)で白の色合いを調節します。
ATW1:自動色温度追尾モードに設定します。カメラが光源の色温度を継続的に確認し、ホワイトバランスを自動調節します。動作範囲は約2700 K〜6000 Kです。
ATW2:ナトリウム灯下での自動色温度追尾モードに設定します。ナトリウム灯下でカメラがホワイトバランスを自動調整します。動作範囲は約2000 K〜6000 Kです。
AWC:自動ホワイトバランスコントロールモードに設定します。光源が固定されるため、光源が変化しない場所での撮影に適しています。動作範囲は約2000 K〜10000 Kです。
初期設定:ATW1
お知らせ
以下の条件に該当する場合は、忠実に色を再現できないことがあります。この場合は「AWC」に設定してください。
大部分が濃い色の被写体
抜けるような青空および夕暮れ時の太陽
照度が低すぎる被写体
「AWC」を選択した場合は、[設定]ボタンをクリックしてください。
[Rボリューム]
画像の赤色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、赤色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、赤色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[Bボリューム]
画像の青色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、青色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、青色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[デジタル・ノイズ・リダクション]
デジタルノイズリダクション機能を使用すると、低照度時、自動的にノイズを低減します。ここでは、デジタルノイズリダクションの効果のレベルをHigh/Lowで設定します。
High:効果大ですが、残像が多くなります。
Low:効果小ですが、残像は少なくなります。
初期設定:High
[クロマレベル]
クロマレベル(色の濃さ)を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、色は全体に濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、色は全体に薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[アパーチャレベル]
アパーチャレベル(輪郭補正)を調節します。
カーソルを「+」の方向に動かすとシャープな画像になり、「−」の方向に動かすとソフトな画像になります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:16
[ペデスタルレベル]
カーソルを動かして画像の黒レベルを調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、画像は明るくなります。カーソルを「−」方向に動かすと、画像は暗くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[閉じる]ボタン
画質調整画面を閉じます。
2.4.6.4 画質の調整を行う(画質調整画面) (NP502/NW502S)
カメラページの[画質]タブで、「画質調整」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
画質の設定は別ウインドウで表示された設定画面で行います。値を変更すると、[画質]タブに表示されている画像にも、変更した内容が反映されます。
重要
画質調整機能は、「アスペクト比」を「16:9 」に設定している場合でも、アスペクト比4:3 の画角を対象に動作します。
[スーパーダイナミック]
スーパーダイナミック機能を働かせるかどうかをOn/Offで設定します。
スーパーダイナミックについて詳しくは下記をお読みください。
On:スーパーダイナミック機能を働かせます。
Off:スーパーダイナミック機能を停止します。
初期設定: Off
お知らせ
照明の条件によって次のような現象が見られるときは、「スーパーダイナミック」を「Off」に設定してください。
画面のちらつきや色の変化が生じる場合
画面上の明るい部分にノイズが生じる場合
[JPEG/H.264]タブ(または[JPEG/MPEG-4]タブ)の「撮像モード」を「1.3メガピクセル」に設定しているときのみ設定できます。
「光量制御モード」を「屋外撮影」または「フリッカレス」に設定しているときのみ設定できます。
「スーパーダイナミック」が「On」のとき、最低照度は3メガピクセルモードと同じ仕様になります。仕様については、取扱説明書 基本編をお読みください。
スーパーダイナミックとは
撮影する場所の明るい部分と暗い部分の差が大きいと、カメラは明るい部分に合わせてレンズの絞りを設定してしまうため、暗い部分が見えなくなってしまいます。逆に暗い部分にレンズの絞りを合わせると、明るい部分が見えなくなってしまいます。
この明暗差の大きな被写体の明るい部分がよく見える映像と、暗い部分がよく見える映像をデジタル処理で合成し、明るい部分も暗い部分も忠実に再現する機能をスーパーダイナミックといいます。
[顔連動制御]
顔連動制御設定では、人物の顔が暗くて見えにくい場合などに、顔検出機能とスーパーダイナミックを連動させて、画像の顔部分を明るく見やすく補正することができます。
スーパーダイナミック機能を働かせるときに、顔連動制御を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。
On:顔連動制御を働かせます。
Off:顔連動制御を停止します。
初期設定:Off
お知らせ
「顔連動制御」は撮像モードに1.3 メガピクセルを選択している場合のみ設定できます。
強い逆光により人物の顔が非常に暗くなってしまう環境などでは、効果がわかりにくい場合があります。
[暗部補正]
暗部補正機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。暗部補正機能を使用すると、画像の暗い部分をデジタル画像処理によってより明るくすることができます。
On:暗部補正機能を有効にします。
Off:暗部補正機能を停止します。
初期設定:Off
重要
「暗部補正」を「On」に設定すると暗い部分のノイズが増えることがあり、また暗い部分と明るい部分の境界付近が、他の暗い部分・明るい部分よりも暗く、または明るく表示されることがあります。
[逆光補正(BLC)]
逆光補正(BLC)機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。「スーパーダイナミック」を「On」に設定した場合は設定できません。
逆光補正機能は、画像のより明るい部分をマスクエリアとして設定することで逆光を補正します。
On:マスクエリアが自動で設定されます。
Off:マスクエリアは自動で設定されません。マスクエリアを手動で設定する必要があります。
初期設定:Off
[マスクエリア]
「スーパーダイナミック」と「逆光補正(BLC)」を「Off」に設定すると、画像の明るい部分にマスクをかけて、逆光を補正できます。
マスクエリアの設定方法については、2.4.6.5 マスクエリアを設定するをお読みください。
[光量制御モード]
光量制御を行うモードを以下から選択します。
屋外撮影:
明るさ(照度)によって、電子シャッターと自動絞りを併用して光量を制御します。屋外など明るい被写体を撮影する場合は、この設定にします。蛍光灯下などではフリッカー(ちらつき)が発生することがありますので、注意してください。
フリッカレス:
蛍光灯によるフリッカー(ちらつき)を自動補正します。
ELC:
固定絞りレンズや手動絞りレンズを使用するときにこの設定にします。
固定シャッター:
設定した値にシャッター速度を固定します。
3/100固定/ 2/100固定/ 1/100固定/1/250固定/ 1/500固定/1/1000固定/ 1/2000固定/1/4000固定/ 1/10000固定
初期設定:屋外撮影
お知らせ
シャッター速度を速くする(〜1/10000)と、動きの速い被写体でもぼけにくくなります。
シャッター速度を速くすると、感度が落ちます。また、明るい光源などではスミアなどが出やすくなります。
「スーパーダイナミック」を「On」に設定している場合、「固定シャッター」は設定できません。「固定シャッター」を設定する場合は、「スーパーダイナミック」を「Off」に設定してください。
[ゲイン]
ゲインの調節方法を以下から選択します。
On(High)/On(Mid)/On(Low):被写体の照度が暗くなると、自動的にゲインが上がり画面を明るくします。()内のHigh/Mid/Lowはゲインのレベルです。
Off:ゲインを常に固定した状態で撮影します。
初期設定:On(High)
[オートスローシャッター]
オートスローシャッターは、CCDの蓄積時間を調整して電子感度アップを行います。
設定できる値は以下のとおりです。
Off(1/30s)/最大2/30s/最大4/30s/最大6/30s/最大10/30s/最大16/30s
初期設定:Off(1/30s)
重要
「オートスローシャッター」を設定すると、フレームレートが下がります。また、画像内にノイズおよび白い点(傷)が見える場合があります。
お知らせ
「最大16/30s」に設定すると、16倍までの間で自動的に電子感度を上げます。[ゲイン]を「Off」に設定した場合は設定できません。
[白黒切換]
白黒画像とカラー画像の切り換え方法を以下から選択します。
Off:カラー画像が選択されます。
On:白黒画像が選択されます。
Auto1(Normal):画像の明るさ(照度)により、カラー画像と白黒画像が自動的に切り換わります。光源が明るい場合はカラーモード、光源が暗い場合は白黒モードに切り換わります。
Auto2(IR Light):夜間時、近赤外線の光源を使用する場合に設定します。
Auto3(Super Chroma Compensation(SCC)):光源が暗い場合でもカラー画像を維持したい場合に設定します。Super Chroma Compensation(SCC)機能によりAuto1よりも低照度までカラー画像を維持します。
初期設定:Auto1(Normal)
Super Chroma Compensation(SCC)とは
被写体を忠実に撮像できないような照度が低い環境下でも独自の色補正技術を用いて忠実なカラー画像を取得できる機能です。
お知らせ
白黒切り換え時、動作音が聞こえる場合がありますが異常ではありません。
Auto3の設定は、色補正技術を使用しているため、周囲の照明条件によって、色合いが実被写体と違って表示される場合があります。
[レベル]
カラー画像と白黒画像を切り換える明るさ(照度)のレベルを以下から選択します。
下記切り換わり照度は「撮像モード」が1.3メガピクセル、スーパーダイナミックが「Off」時の照度です。
「白黒切換」が「Auto1」「Auto2」の場合
High:カメラの周囲の明るさ(照度)が約6 lx以下で白黒画像に切り換わります。
Low:カメラの周囲の明るさ(照度)が約2 lx以下で白黒画像に切り換わります。
「白黒切換」が「Auto3」の場合
High:カメラの周囲の明るさ(照度)が約6 lx以下で色補正機能に切り換わります。
さらに被写体の色温度が約3500K以下になると白黒画像に切り換わります。
Low:カメラの周囲の明るさ(照度)が約2 lx以下で色補正機能に切り換わります。
さらに被写体の色温度が約3500 K以下になると白黒画像に切り換わります。
初期設定:High
[切換時間]
カラー画像と白黒画像を切り換えるまでの時間を以下から選択します。
2s/10s/30s/1min
初期設定:10s
[ホワイトバランス]
ホワイトバランスの調節方法を以下から選択します。
Rボリューム(赤色の調節)またはBボリューム(青色の調節)で白の色合いを調節します。
ATW1:自動色温度追尾モードに設定します。カメラが光源の色温度を継続的に確認し、ホワイトバランスを自動調節します。動作範囲は約2700 K〜6000 Kです。
ATW2:ナトリウム灯下での自動色温度追尾モードに設定します。ナトリウム灯下でカメラがホワイトバランスを自動調整します。動作範囲は約2000 K〜6000 Kです。
AWC:自動ホワイトバランスコントロールモードに設定します。光源が固定されるため、光源が変化しない場所での撮影に適しています。動作範囲は約2000 K〜10000 Kです。
初期設定:ATW1
お知らせ
以下の条件に該当する場合は、忠実に色を再現できないことがあります。この場合は「AWC」に設定してください。
大部分が濃い色の被写体
抜けるような青空および夕暮れ時の太陽
照度が低すぎる被写体
「AWC」を選択した場合は、[設定]ボタンをクリックしてください。
[Rボリューム]
画像の赤色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、赤色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、赤色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[Bボリューム]
画像の青色を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、青色は濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、青色は薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[デジタル・ノイズ・リダクション]
デジタルノイズリダクション機能を使用すると、低照度時、自動的にノイズを低減します。ここでは、デジタルノイズリダクションの効果のレベルをHigh/Lowで設定します。
High:効果大ですが、残像が多くなります。
Low:効果小ですが、残像は少なくなります。
初期設定:High
[画揺れ補正]
カメラの画揺れ補正機能を有効にするかどうかをOn /Offで設定します。
初期設定:Off
重要
「On」に設定すると、画角が狭くなり解像度が低くなります。「On」に設定した場合は、カメラを取り付ける際に画角、解像度を確認してください。以下の被写体に対しては、画揺れ補正が効かない場合があります。
暗い被写体
明暗差のない被写体(白い壁など)
機械的振動などの速い周期の画揺れ
振幅の大きい画揺れ
以下の場合には、画揺れ補正の効果が得られません。
「撮像モード」が「3メガピクセル」に設定されている。
「スーパーダイナミック」が「On」に設定されている。
「オートスローシャッター」が「Off(1/30s)」以外に設定されている。
[クロマレベル]
クロマレベル(色の濃さ)を調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、色は全体に濃くなります。カーソルを「−」方向に動かすと、色は全体に薄くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:128
[アパーチャレベル]
アパーチャレベル(輪郭補正)を調節します。
カーソルを「+」の方向に動かすとシャープな画像になり、「−」の方向に動かすとソフトな画像になります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:20
[ペデスタルレベル]
カーソルを動かして画像の黒レベルを調節します。
カーソルを「+」方向に動かすと、画像は明るくなります。カーソルを「−」方向に動かすと、画像は暗くなります。[リセット]ボタンをクリックすると、初期設定に戻ります。
初期設定:142
[閉じる]ボタン
画質調整画面を閉じます。
2.4.6.5 マスクエリアを設定する
「スーパーダイナミック」 /「ワイドダイナミックレンジ」 と「逆光補正(BLC)」を「Off」に設定すると、画像の明るい部分にマスクをかけて、逆光を補正できます。
2.
「マスクエリア」の[開始]ボタンをクリックします。
境界線が表示され、[画質]タブ上に表示された画像が48(6×8) /16(4×4) に分割されます。
お知らせ
「アスペクト比」が「16:9」の場合、32(4×8)に分割されます。
マスクエリアは、「アスペクト比」が「4:3」の場合に設定できます。マスクエリアの設定後に「16:9」に変更すると、マスクエリアの設定は保持されます。
3.
マスクをかける分割エリアをクリックします。
クリックした枠がマスクエリアに設定され、白色になります。マスクを解除するには、マスクエリアを再度クリックします。
4.
マスクエリアを設定したら、[終了]ボタンをクリックします。
[画質]タブの画像の上から枠が消えます。
重要
JPEG/H.264のアスペクト比が「16:9」に設定されている場合、下図のように4:3のアスペクト比の画像から切り出して表示しています。そのため、アスペクト比を「16:9」に設定している場合でも、表示されていないマスクエリアの明るさの影響を受けます。一度、アスペクト比を「4:3」に設定してマスクエリアの設定を行うことをお勧めします。
お知らせ
設定したマスクエリアをすべて解除する場合は、[リセット]ボタンをクリックします。
2.4.6.6 フォーカスを設定する(フォーカス設定画面) (SW355のみ)
カメラページの[画質]タブの「フォーカス」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
レンズフォーカスを最適なポジションに移動させることによって、フォーカスを調節します。
手動で調整することも、自動で調節することもできます。
また、カラー画像と白黒画像の切り換え時、自動的にフォーカスを調節し、フォーカスずれを補正するように設定することもできます。
[オートフォーカス]
[実行]ボタンをクリックすると、オートフォーカス機能が働き、画面の中心領域の被写体に自動でフォーカスを調節します。
[マニュアル調整]
手動でフォーカスを調節します。
[近]ボタン:フォーカス(焦点)を「近」方向に調節します。
[リセット]ボタン:フォーカス(焦点)を初期設定に戻します。
[遠]ボタン:フォーカス(焦点)を「遠」方向に調節します。
[カラー/白黒切換連動]
カラー画像と白黒画像の切り換え時のフォーカスの調節方法を以下から選択します。
オート:カラー画像と白黒画像の切り換え時、自動的にフォーカスを調節し、フォーカスずれを補正します。
プリセット:カラー画像と白黒画像の切り換え時、それぞれ設定したフォーカスの位置にプリセット移動します。プリセット位置はカラー画像や白黒画像で最後に設定したフォーカスの位置が自動的に記憶されます。
固定:自動または手動でフォーカスを調節後、位置を固定します。
初期設定:オート
[閉じる]ボタン
フォーカス設定画面を閉じます。
2.4.6.7 ズーム/フォーカスを調節する (SW316L/SW316)
カメラページの[画質]タブの「ズーム/フォーカス調整」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質])
ズーム、フォーカスを使って、表示される画像の画角、フォーカスを調節します。
ズーム/フォーカス調整
ズーム、EX光学ズームを使って、表示される画像の画角を調節します。
レンズフォーカスを最適なポジションに移動させることによって、フォーカスを調整します。手動で調整することも、自動で調整することもできます。
[倍率指定調整]
ズームとフォーカスを同時に調整します。
スライダーバーを操作すると画像内の画角調整枠が拡大/縮小します。
ズーム(倍率)を「望遠」方向に調節する場合、画像調整枠のみが縮小し、ズーム実行後の画角を確認しながらズーム(倍率)を指定することができます。
ズーム(倍率)を「広角」方向に調節する場合、画像自体が縮小または画角調整枠が拡大し、ズーム実行後の画像サイズを確認しながらズーム(倍率)を指定することができます。
画角調整枠を調整し、[実行]ボタンをクリックするとズーム動作を行い、その後オートフォーカス機能により画面の中心領域の被写体に自動でフォーカスを調節します。
お知らせ
スライダーバーおよび画角調整枠が赤色の領域(1.0倍〜3.2倍)は光学ズーム、黄色の領域(3.5倍〜6.4倍)はEX光学ズームを表します。EX光学ズーム領域では、0.32倍ずつ倍率が変化します。
[マニュアルズーム調整]
手動でズームを調整します。
:ズーム(倍率)を1.0倍まで「広角」方向に調整します。
:ズーム(倍率)を1.0倍にします。
:ズーム(倍率)を6.4倍まで「望遠」方向に調整します。
お知らせ
ズーム(倍率)が1.0倍〜3.2倍は光学ズーム、3.5倍〜6.4倍はEX光学ズームになります。EX光学ズーム領域では、0.32倍ずつ倍率が変化します。
ボタンを操作した場合は、オートフォーカスを行いません。画角調整後、フォーカスを調節してください。
重要
マスクエリア(→2.4.6.5 マスクエリアを設定する)、プライバシーゾーン(→2.4.6.11 プライバシーゾーンを設定する(プライバシーゾーン設定画面))、動作検知エリア(→2.6.6 動作検知の設定を行う[動作検知エリア])の設定をした状態で、EX光学ズームの設定を行うと位置がずれます。そのため、EX光学ズームの設定をしたあとで、各エリアの設定をしてください。
[マニュアルフォーカス調整]
手動でフォーカスを調節します。
[近]ボタン:フォーカス(焦点)を「近」方向に調節します。
[リセット]ボタン:フォーカス(焦点)を初期設定に戻します。
[遠]ボタン:フォーカス(焦点)を「遠」方向に調節します。
[オートフォーカス]
[実行]ボタンをクリックすると、オートフォーカス機能が働き、画面の中心領域の被写体に自動でフォーカスを調節します。
重要
オートスローシャッター(→2.4.6.1 画質の調整を行う(画質調整画面) (SW355/SW316L/SW316/SW314/SW155/SW115)) を有効に設定した状態で、夜間などスローシャッターが動作中にオートフォーカスを実行すると、オートフォーカスが完了するまで多くの時間を必要とする場合があります。
[カラー/白黒切換連動]
カラー画像と白黒画像の切り換え時のフォーカスの調節方法を以下から選択します。
オート:カラー画像と白黒画像の切り換え時、自動的にフォーカスを調節し、フォーカスずれを補正します。
プリセット:カラー画像と白黒画像の切り換え時、それぞれ設定したフォーカスの位置にプリセット移動します。プリセット位置はカラー画像や白黒画像で最後に設定したフォーカスの位置が自動的に記憶されます。
固定:自動または手動でフォーカスを調節後、位置を固定します。
初期設定:オート
[閉じる]ボタン
ズーム/フォーカス設定画面を閉じます。
2.4.6.8 バックフォーカスを設定する(バックフォーカス設定画面) (NP502/NW502S)
カメラページの[画質]タブの「バックフォーカス」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
カメラ内のCCDを最適なポジションに移動させることによって、バックフォーカスを調節します。
手動で調整することも、自動で調節することもできます。
また、カラー画像と白黒画像の切り換え時、自動的にバックフォーカスを調節し、フォーカスずれを補正するように設定することもできます。
[オートバックフォーカス]
[実行]ボタンをクリックすると、オートバックフォーカス機能が働き、画面の中心領域の被写体に自動でバックフォーカスを調節します。
[マニュアル調整]
手動でバックフォーカスを調節します。
[近]ボタン:フォーカス(焦点)を「近」方向に調節します。
[リセット]ボタン:フォーカス(焦点)を初期設定に戻します。
[遠]ボタン:フォーカス(焦点)を「遠」方向に調節します。
[カラー/白黒切換連動]
カラー画像と白黒画像の切り換え時のバックフォーカスの調節方法を以下から選択します。
オート:カラー画像と白黒画像の切り換え時、自動的にバックフォーカスを調節し、フォーカスずれを補正します。
プリセット:カラー画像と白黒画像の切り換え時、それぞれ設定したバックフォーカスの位置にプリセット移動します。プリセット位置はカラー画像や白黒画像で最後に設定したバックフォーカスの位置が自動的に記憶されます。
固定:自動または手動でバックフォーカスを調節後、位置を固定します。
初期設定:オート
[閉じる]ボタン
バックフォーカス設定画面を閉じます。
2.4.6.9 EX光学ズームを使って画角を調節する (SW355/SF335/SF334/SW314/SP305/SP304V)
カメラページの[画質]タブの「EX光学ズーム」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
EX光学ズームを使って、表示される画像の画角を調節します。
:ズーム(倍率)を0.1倍ずつ1.0倍まで「広角」方向に調節します。
:ズーム(倍率)を1.0倍にします。
:ズーム(倍率)を0.1倍ずつ2.0倍まで「望遠」方向に調節します。
重要
マスクエリア(→2.4.6.5 マスクエリアを設定する)、プライバシーゾーン(→2.4.6.11 プライバシーゾーンを設定する(プライバシーゾーン設定画面))、動作検知エリア(→2.6.6 動作検知の設定を行う[動作検知エリア])の設定をした状態でEX光学ズームの設定を行うと位置がずれます。そのため、EX光学ズームの設定をしたあとで、各エリアの設定をしてください。
2.4.6.10 EXズームを使って画角を調節する(SW155/SF135/SW115)
カメラページの[画質]タブの「EXズーム」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
EXズームを使って、表示される画像の画角を調節します。
:ズーム(倍率)を「広角」方向に調節します。
:ズーム(倍率)を1.0倍にします。
:ズーム(倍率)を「望遠」方向に調節します。
重要
マスクエリア(→2.4.6.5 マスクエリアを設定する)、プライバシーゾーン(→2.4.6.11 プライバシーゾーンを設定する(プライバシーゾーン設定画面))、動作検知エリア(→2.6.6 動作検知の設定を行う[動作検知エリア])の設定をした状態でEXズームの設定を行うと位置がずれます。そのため、EXズームの設定をしたあとで、各エリアの設定をしてください。
2.4.6.11 プライバシーゾーンを設定する(プライバシーゾーン設定画面)
カメラページの[画質]タブの「プライバシーゾーン」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
撮影場所(画像)の中に表示したくない部分がある場合、その部分をプライバシーゾーンとして表示しないように設定できます。プライバシーゾーンは2か所(8か所 )まで設定できます。
[エリア]
設定したい範囲をマウスでドラッグすると、プライバシーゾーンとして設定されます。各ゾーンは重なって設定することもできます。ゾーンは作成順にプライバシーゾーン1と2(1〜8 )に設定できます。
[表示形式]
プライバシーゾーンの表示形式を以下から選択します。
塗潰し:グレーで表示されます。
モザイク モザイクで表示されます。
Off:表示しません。
初期設定:Off
お知らせ
プライバシーゾーンは、隠す対象よりも広めに設定してください。
[閉じる]ボタン
プライバシーゾーン設定画面を閉じます。
2.4.6.12 VIQSを設定する
カメラページの[画質]タブの「VIQS」の[詳細設定へ>>]ボタンをクリックします。(→2.4.6 画質調整、ズーム、EX光学ズーム、EXズーム、フォーカス、バックフォーカス、プライバシーゾーン、VIQSを設定する[画質]
VIQSとはVariable Image Quality on Specified areaの略で、指定したエリアの画質を変更することができる機能です。
撮影場所(画像)の中で指定した範囲の画質を高画質にして、見やすくすることができます。
指定した範囲以外の画質は低画質になり、画像データサイズを抑えることもできます。
VIQSはH.264画像のみが対象です。
VIQS設定後の画像は、ライブ画ページでH.264画像を表示して確認してください。
[VIQS(H.264(1))]
H.264(1)の配信画像でVIQS機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。
初期値:Off
[VIQS(H.264(2))]
H.264(2)の配信画像でVIQS機能を有効にするかどうかをOn/Offで設定します。
初期値:Off
重要
VIQS設定をOnにしたあとに、JPEG/H.264のアスペクト比を「4:3」から「16:9」に変更した場合、最大指定範囲を超える場合がありますので、必ず、再度、VIQS設定を確認してください。
お知らせ
VIQSエリアの設定手順については、2.4.6.13 VIQSエリアを設定するを参照ください。
2.4.6.13 VIQSエリアを設定する
VIQSエリアを以下の手順で設定します。
1.
画像上でマウスをドラッグし、エリアを指定します。
指定した場所のエリアが白い枠で表示されます。
お知らせ
選択できるエリアの大きさには制限があります。
2.
[VIQS(H.264(1))]、または、[VIQS(H.264(2))]の配信画像を有効にするかどうかをOn/Offで選択します。
3.
[設定]ボタンをクリックします。
設定内容が本機に反映されます。なお、設定エリアを削除する場合は、[削除]ボタンをクリックします。
重要
[設定]ボタンをクリックしないと設定内容が確定されません。
VIQS設定後の画像は、ライブ画ページでH.264画像を表示して確認してください。