2.7.3 動作検知の設定を行う[動作検知エリア]
ここでは、モーションディテクター機能を使用して物体の動きを検知させるときのエリアを設定します。
エリアは4か所まで設定できます。設定したエリア内で物体の動きをとらえると、アラーム動作を行います。
重要
•
端子アラームでアラーム入力を受け付けた場合やコマンドアラームを受け付けた場合にも、[アラーム発生通知]ボタンが表示されます。
•
モーションディテクター機能は、盗難、火災などを防止するための機能ではありません。万一発生した事故または損害に対する責任は一切、負いかねます。
•
[エリア]
画像内で動作検知エリアを選択すると、エリア1から順に設定されます。
•
[状態]
動作検知を行うかどうかを有効/無効で設定します。
有効:動作検知を行います。
無効:動作検知を行いません。
初期設定:無効
•
[検出面積]
動作検知エリア内で被写体の動きを検知する面積を、スライダーバーで設定します。設定値が小さいほど、小さな被写体の動きでも検知します。現在の設定値(1〜10)はスライダーバーの右に表示されます。
初期設定:1
•
[検出感度]
エリア内の動きを検出するときの感度を、スライダーバーで設定します。各エリアごとに個別に設定できます。設定値が大きいほど、動きを感知しやすくなります。
現在の設定値(1(低い)〜15(高い))はスライダーバーの下に表示されます。
初期設定:8
•
[削除]ボタン
削除したいエリアのボタンをクリックすると、エリア枠を削除します。
•
[照明検出抑止]
照明の明るさなどの変化による動作検知を行わないように設定するかどうかをOn/Offで設定します。
初期設定:Off
重要
•
照明の明るさなどの変化が小さい場合、抑止できない場合があります。
•
照明検出抑止を「On」に設定し、画面全体に動きがある被写体を検知した場合、動作検知を行わないことがあります。
動作検知情報付加
•
[情報付加]
画像に動作検知情報を付加して、重畳した画像データを送信するかどうかをOn/Offで設定します。
動作検知情報は、一部の弊社製ネットワークディスクレコーダーの検索機能で活用することができます。機能・設定の詳細については、接続する機器の取扱説明書をお読みください。
初期設定:Off